永遠の愛を意味するプラチナの輝きと上質なダイヤモンドが美しいララクリスティーのジュエリー
シンプルでハイクオリティーなアクセサリーで人気のブランド「ララクリスティー」では、上質のダイヤモンドとプラチナを贅沢に使用した「プラチナムコレクション」が人気です。ダイヤモンドは結婚指輪の定番ですが、同じようにプラチナもブライダルジュエリーの定番として用いられます。それは、プラチナが変色や変質に強く、純白の輝きをいつまでも放つことから「永遠の愛」の象徴とされているからです。ところで、プラチナジュエリーを見て気になるのが、「Pt900」「Pt850」といった表記ではないでしょうか。これは何を表しているのか、また、プラチナとはそもそもどういう金属なのかをお伝えしましょう。
プラチナとは
プラチナは日本語では「白金」と呼ばれる希少性の高い貴金属です。原産地は南アフリカで、世界の産出量の70%以上を占めています。南アフリカの他に産出国と言えるのはロシアとカナダぐらいで、金と比べても極めて限られた地域でしか産出されない希少な金属なのです。しかも、産出されたプラチナの約80%は産業用や工業用として用いられるため、ジュエリーに用いられる量はわずかしかありません。また、約3gのプラチナ製品を作るのに約1トンもの原鉱石が必要です。プラチナがいかに希少性の高い貴金属かがおわかりいただけるでしょう。金属のなかで最も劣化に強くほぼ永遠に純白の輝きを放つため、ジュエリーには不可欠の存在なのです。
プラチナの純度
プラチナジュエリーに見られる「Pt900」や「Pt850」の意味は、プラチナの純度のことです。「Pt」とはプラチナの元素記号であり、後に続く数字がプラチナの含有率を表しています。プラチナの純度の違いにより、加工のしやすさと価値が異なるのが特徴です。本来のプラチナはとても柔らかい金属で、ちょっとしたことで変形したり傷が付いたりしてしまいます。純度が高いほど価値は高くなりますが、傷が付きやすく加工が難しいという弱点を抱えてしまうというわけです。ですので、ジュエリーとしてのデザイン性を重視し、普段使いにも耐えられる傷に強いものを選ぶなら、高純度のものより、他の金属を配合して耐久性を高めたPt900やPt850のものがよいでしょう。
純度の違いによる特徴
最高純度のプラチナ製品には「Pt999」の表記があります。「Pt1000」という表記もありますが、現実には100%混じり気のない金属は存在しないということで、最近ではPt999という表記が用いられるようになりました。プラチナの含有率が99.9%以上とほぼ純粋なプラチナなので純粋な愛を表現するのにぴったりですが、前述のように高純度のプラチナは加工がしにくいため、取り扱いのある工房は多くありません。また、純粋なプラチナはどちらかというと黒味がかったような色なので、純白な輝きを求める場合には適していないでしょう。実際、ジュエリーにそのまま用いられることはほとんどないようです。ブライダルジュエリーに多いのは「Pt950」です。文字通り含有率95%の高純度のプラチナであり、若干混ぜ物をすることによって輝きと耐久性を高めています。ハイブランドのジュエリーによく用いられますが、それでも柔らかくて傷に弱いため、普段使いのジュエリーとしてはあまり適していると言えません。普段使いのジュエリーとして日本で用いられるのは、多くは「Pt900」と「Pt850」です。Pt900はペンダントトップや指輪に、Pt850はチェーンネックレスによく用いられます。Pt900は適度な硬さで加工がしやすく、独特の純白の色合いが変色しにくいのが特徴です。Pt850はさらに耐久性を高めており、負担のかかるチェーン部分に適しています。実際、ララクリスティーのネックレスも、トップがPt900、チェーンがPt850のアイテムが多いです。
ホワイトゴールドとは別物
プラチナは日本語で「白金」ですが、そのためホワイトゴールドと混同しやすいことに注意してください。ホワイトゴールドは地金の金に銀、ニッケル、パラジウムなどを配合した金属です。色もよく似ているので間違いやすいですが、ホワイトゴールドは経年劣化でコーティングが剥がれると、地金の色が露出して純白の輝きが失われてしまいます。プラチナは元の色が純白ですから、長年使用しても輝きが失われることはありません。だからこそ、永遠の愛を誓うブライダルジュエリーによく用いられるわけです。
ララクリスティーのプラチナムコレクション
ララクリスティーのプラチナムコレクションは、このような希少性の高いプラチナを材質に使用したダイヤモンドジュエリーです。ダイヤモンドのジュエリーといえば高価なイメージがありますが、0.1カラットの1粒ダイヤネックレスなどリーズナブルなアイテムが揃っています。リーズナブルとはいえど、上質のダイヤモンドと純白の輝きを放つプラチナのアクセサリーですから、高級感があって身に着ける人の気品を高めることは確実です。傷や変色の心配が少ないプラチナですので、普段使いにも気軽にお使いいただけるでしょう。
