コーディネートで使い分けたいプラチナと18金ゴールドジュエリー

Posted by lara-blog On 11月 17, 2019 0 Comment

できる大人のたしなみとして、高級ジュエリーの定番であるプラチナとゴールドの特徴や種類をおさらいしておきましょう。今シーズン注目のプラチナと金を使った秋冬ファッションコーデもご紹介します。今年の秋冬は上質なジュエリーを身に着けて、ワンランク上のファッションを楽しみましょう。

金とプラチナの歴史

山吹色に輝くゴールドは、その輝きゆえに古代から珍重されてきました。古代エジプトのファラオたちは金を集めてエジプトの神々を作りました。古代においては、支配者や祭司など一部の特権階級のみが権力の象徴や神々の崇拝に用いていたのです。金が装身具として使われ始めたのはローマ帝国時代です。ローマ市民の間ではおしゃれのために金のジュエリーを身に着けることが流行しました。このように金の歴史は古く、古代から現代にいたるまで、国や世代は違っても多くの男女を魅了してきました。

プラチナの歴史も古代エジプトにさかのぼります。ファラオの娘の墓からプラチナが使用された化粧箱が出土しています。インカ帝国でもプラチナの装身具が使われていました。中世ヨーロッパの王や貴族たちの間でもプラチナは愛用されました。特にマリー･アントワネットの夫ルイ16世やスペイン国王カルロス3世はプラチナ愛好家として知られています。

金の種類と特徴は?

金には種類があり、それぞれに特徴が違います。24金ゴールドは、他の金属が混じっていない純金のことです。そのため変色や腐食しにくいという特性があります。ですが、純度が高いと柔らかく熱に弱いため、アクセサリーにするには不向きです。おもにコインなどに用いられます。柔らかく熱に弱いという金の欠点を補うために銀や銅、ニッケルなど他の金属を混ぜて使います。混ぜる金属の種類や量によって色が変わり、ピンクゴールドやイエローゴールドになります。

18金ゴールドは、金の含有量75％のゴールドで、変色しにくく、耐久性が高いので加工しやすくジュエリーに加工しやすいという特徴があります。ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドなど種類豊富なので、アクセサリーや時計などに使われています。

その他、混合物の含有量によって22金や14金、10金に分かれます。ジュエリーとして使用するなら18金ゴールドがおすすめです。金の純度が高い方が金属アレルギーのリスクが低くなりますし、他の金と比べて色味が温かいというメリットがあります。

プラチナの種類と特徴は?

プラチナは和名を白金(はっきん)という、白い光沢のある希少な金属です。銀やホワイトゴールドと似ていますが、色合いに深みがあり、耐蝕性(たいしょくせい)に優れています。その輝きは年月を経ても変わらないので、婚約指輪や結婚指輪によく用いられます。プラチナのもつ普遍性は永遠の愛の象徴です。

プラチナの純度を表すptはPlatinumの略で、Pt999は純度99.95％のプラチナを表します。ただし、純度が高すぎると柔らかく傷つきやすいので、日本では程よい硬さと柔らかさを持つ純度pt900よりも低い純度のプラチナがジュエリーとして用いられます。

プラチナと18金ゴールドの秋冬コーディネート例

上質な輝きを持つプラチナと18金ゴールドは、カジュアルスタイルに取り入れてほしいアイテムです。プチプラファッションでも、ジュエリーを取り入れて1点豪華主義にすることで、上品でワンランク上のファッションになります。ラフな抜け感のあるファッションにプラチナのチェーンネックレスやピアスをワンポイントとして取り入れたり、存在感のあるモードな18金ゴールドピアスをきれいめカジュアルファッションにプラスすれば大人可愛いコーデに。

ヘリーンボーンパンツにニットというメンズライクでマニッシュのファッションも、細いプラチナチェーンネックレスとダイヤのピアスをプラスすると女性らしさがUPします。スモーキーカラーのチェック柄ワンピースにロングカーディガンというきれいめカジュアルには、18金ゴールドのピアスとチェーンネックレスをプラスすると今どき秋冬上品コーデになります。

プラチナと18金ゴールドはガーリーなファッションにも似合います。ふんわりしたシルエットが女性らしいバルーンスリーブのニットには、甘さを抑えたプラチナピアスで大人っぽさをプラスしましょう。ガーリーコーデの定番花柄ワンピースには、華奢なプラチナブレスレットを選んで甘すぎないスタイルに。女性らしいペールピンクのスカートは、トップスもペールカラーで柔らかくまとめて、ゴールドのピアスで上品さをプラスして。