セカンドピアスはいつまで着ける?失敗しない選び方と正しいホールケア完全ガイド
初めてピアスを開けた後、ピアスホールが安定するまでの期間はファーストピアスが大きな役割を果たします。しかし、無事にその期間を終え、いざファーストピアスを外す時が来ると、次に着ける「セカンドピアス」選びで悩む方は非常に多いです。
セカンドピアスは、単なるおしゃれのためのアイテムではなく、完成途中のホールを傷つけずに安定させるための「最後の砦」とも言えます。選び方を間違えると、トラブルが再発し、最悪の場合ホールが塞がってしまうこともあります。
この記事では、セカンドピアスの着用期間、失敗しない選び方の基準、そしてピアスホールを美しく保つための正しいケア方法までを徹底解説します。特に、ララクリスティーでも取り扱うゴールドやプラチナといった高品質な素材を安全に楽しむための基礎知識として、ぜひお役立てください。
セカンドピアスは「いつから」「いつまで」着けるべきか?
ファーストピアスを外すタイミングと、セカンドピアスを着用すべき期間について解説します。
1. ファーストピアスを外す目安の時期
ファーストピアスは、ピアスホールが完全に安定するまで着用する必要があります。一般的な目安は以下の通りです。
- 耳たぶ:ピアッシングから約4週間~8週間(1ヶ月半~2ヶ月)
- 軟骨:ピアッシングから約3ヶ月~1年(部位による)
ただし、期間はあくまで目安です。ホール周りの腫れや痛み、分泌物がなくなり、ピアスの抜き差しがスムーズにできるようになったら「安定した」と判断できます。無理に早く外すのは厳禁です。
2. セカンドピアスの着用期間
ファーストピアスを外した後、すぐにファッションピアスを着けてしまうと、ホールが未完成のため傷つき、また塞がりやすくなってしまいます。セカンドピアスは、ホールを完全に定着させるための「養生期間」として機能します。
- 目安:ファーストピアス卒業後、さらに約3ヶ月~半年間は継続して着用することを推奨します。
- 重要性:この期間中にホール内の皮膚が完全に形成され、ピアスを着けていない時間が長くなっても塞がりにくい状態になります。
失敗しないセカンドピアスの「選び方」4つの基準
セカンドピアスを選ぶ際は、デザインよりも「ホールを安定させる機能」を重視すべきです。特にララクリスティーでも推奨される、アレルギーリスクの低い高品質な素材を選ぶことが成功の鍵となります。
基準1:最も重要な「素材」選び(アレルギー対策)
ホールが敏感な時期であるため、金属アレルギーを起こしにくい高品質な素材を選ぶことが必須です。
- 推奨素材:ゴールド、プラチナ。純度が高く、金属が溶け出しにくいため、アレルギー反応を起こしにくいとされています。
- 注意素材:ニッケルを多く含む合金(真鍮など)、純度の低い金(K9など)はアレルギーの原因となりやすいため避けましょう。シルバー925も変色しやすくケアが必要なため、セカンドピアスとしてはあまり推奨されません。
【K18とPt900が推奨される理由】
K18(純度75%)やPt900/Pt950(純度90%以上)は、他の金属の配合が少なく、変質しにくいため、デリケートな肌に優しい素材とされています。
基準2:ホールを傷つけない「軸の太さ(ゲージ)」
ファーストピアスは16G(1.2mm)〜18G(1.0mm)が主流です。セカンドピアスも、軸の太さをファーストピアスと同じか、極端に細すぎないものを選びましょう。細すぎる軸は、ホールが縮小する原因となり、将来的に太いピアスが入りにくくなる可能性があります。
基準3:ホールの安定を保つ「デザイン」
複雑なデザインは、着脱時や就寝時にホールを傷つけたり、体液や汚れが溜まりやすくなったりします。
- おすすめ:シンプルなスタッド(一粒石)タイプや、小さなモチーフで引っかかりの少ないもの。
- 避けるべき:揺れるフックタイプ(ホールを刺激する)、大きすぎるモチーフ、ホールに通す部分に装飾があるもの。
基準4:引っかかりにくい「キャッチ」の形状
セカンドピアスの期間は、ホールが未完成で傷つきやすいため、髪や衣類に引っかからないキャッチを選ぶことが大切です。
- 推奨:安定感があり外れにくい、地金(K18やプラチナ)で作られたキャッチ。または、キャッチ全体が丸みを帯びているタイプ。
- 注意:一般的なバタフライ型のキャッチは、就寝時や着替え時に外れやすく、紛失の原因にもなります。
美しいホールを維持するための「正しいケア方法」
セカンドピアスの着用期間中は、安定したホールを完成させるための丁寧なケアが欠かせません。このケアを怠ると、将来的にトラブル(ピアスの着脱困難、金属アレルギーの発症など)につながる可能性があります。
ケア1:毎日行う「洗浄」の習慣
シャワー時に行うのが最も簡単で効果的です。
- ピアスを外さずに、ピアスホールの周りを優しくぬるま湯で濡らします。
- 泡立てた刺激の少ない石鹸(ボディソープや薬用石鹸など)を使い、泡でホール周りを包み込むように優しく洗います。
- 石鹸成分が残らないよう、流水で完全に洗い流します。
- 清潔なタオルや綿棒で、ホールの水分を完全に拭き取ります。
ケア2:「消毒」は基本的に不要
消毒液は刺激が強く、ホール内部の皮膚細胞の成長を妨げたり、かえって荒れさせる原因になることがあります。基本的に消毒は必要ありません。毎日の丁寧な洗浄と乾燥が最も重要です。
ただし、赤みや腫れなどのトラブルが発生した場合は、自己判断せずにすぐに皮膚科を受診してください。
ケア3:ピアスの「着けっぱなし」が基本
セカンドピアスの期間は、ホールが完成するまでできる限り着けっぱなしにしておくのが安全です。外している時間が長くなると、数十分でホールが縮んだり塞がったりする可能性があります。特に就寝時や入浴時も外さないようにしましょう。
セカンドピアスは「K18やプラチナ」で安全に
セカンドピアスは、ファーストピアスの卒業から約3ヶ月〜半年間、ホールを定着させるための非常に重要な役割を担います。おしゃれなデザインに目移りしがちですが、選ぶべきは「K18ゴールドやプラチナ」などの安全な高品質素材と、「引っかかりにくいシンプルなデザイン」です。
ララクリスティーでも人気のK18やプラチナ素材は、デリケートなホールを優しく守り、アレルギーリスクを軽減してくれます。正しいケアと賢いセカンドピアス選びで、トラブル知らずの美しいピアスホールを完成させ、心ゆくまでジュエリーを楽しんでください。












