婚約指輪はダイヤモンドのプラチナリングが人気!素材の特徴と選び方

プレマリッジのカップルなら、婚約指輪を用意することも多いでしょう。婚約期間に2人の絆を感じられる婚約指輪ですが、プラチナやダイヤモンドを使ったものが人気です。

結婚すると使わなくなってしまうという意見もある婚約指輪ですが、結婚指輪と重ねて使うという方法もあるため、無駄にならないはずです。せっかく選ぶなら2人にとって満足のいくものを探したいものです。

・婚約指輪の歴史はとても長い

婚約指輪は古代エジプト時代から用いられている古い存在です。婚約指輪を左の薬指にはめるのもこの時代からのことです。紀元前1世紀の古代ローマでは結婚指輪よりも婚約指輪が重視されるという風潮もあったようです。

最初は鉄の輪から始まった婚約指輪ですが、歴史を重ねるにしたがって貴金属が使われるようになり、ダイヤモンドもあしらわれるようになったと言われています。「2人の愛が永遠に輝きをなくさない」という意味で、美しい輝きを放つダイヤモンドが選ばれていたのです。

婚約指輪は結婚指輪とは違い、男性から女性へ贈るものです。最初は王侯貴族の文化でしたが、やがて庶民にも広がりました。日本には19世紀、明治時代に伝わった文化です。それ以来、日本人の間でも婚約指輪を贈る風習が根付きました。

最近では婚約指輪を省き、結婚指輪のみのカップルも多くなっています。それでも婚約指輪の人気はまだ根強く、多数のジュエリーブランドで取り扱われています。

・婚約指輪はどう選ぶのか

婚約指輪は素材やデザインを考えながら選ぶと、2人で満足できるものを探しやすくなります。

1.素材について

【プラチナ】婚約指輪で人気を集める素材はプラチナです。プラチナリングにダイヤモンドをあしらって、婚約指輪とするカップルも多いでしょう。

プラチナは変質・変色がしにくい上に貴金属アレルギーを起こす人が少ないため、多くの人に向いています。また、加工がしやすい柔らかさと粘性を持っているので、サイズ変更やデザインの手直しもしやすいというメリットがあります。

【ゴールド】イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールド、シャンパンゴールドなど、実に多種多様です。

ノーブルな印象が強いプラチナに対し、カジュアルな雰囲気を醸し出しやすいため、手持ちのアクセサリーと合わせてファッショナブルに日常生活で使いたい人に向いている素材です。

【コンビネーション】プラチナとゴールドを組み合わせた素材です。ゴールドはイエロー、ピンク、シャンパンのいずれかになります。

ダイヤモンドの台座だけをプラチナにし、ほかの部分をゴールドにする婚約指輪も多く、その際にはこのコンビネーションが用いられます。

2.長く使えるデザインなのか

人によっては、「婚約指輪は結婚したらもう使わない」ということがあるでしょう。しかし、「結婚後も結婚指輪と併用して使いたい」という人もいます。後者の場合、これからも長く使えるデザインかどうかを重視するのもポイントです。

婚約指輪の多くはそこまで奇抜なデザインではありませんが、なかには少し個性を強調したデザインを好むカップルもいるものです。しかし、結婚後にも長く使うのなら、あまりにも個性が強すぎるデザインは避けておいたほうが無難でしょう。

また、「年齢を重ねても使えるか」ということも考慮すると良いでしょう。婚約時期にはよく似合った可憐で可愛らしいデザインが、歳を重ねると、似合ったとしても女性が年齢を理由に恥ずかしくなって、しまいこんでしまう可能性があります。

そもそも婚約指輪は結婚指輪に比べると使う機会がないのでは?と思われそうですが、ファッションに敏感な人や小物使いが上手な人は、シンプルな結婚指輪と重ねづけして日常生活に取り入れています。そのように長く使い続けていきたいと思うのなら、素材やデザインについてよく考えてから購入したいものです。

・しまい込まずにデイリーユースを

婚約指輪はしまいこんでしまいがちです。しかしダイヤモンドがついたプラチナリングはお洒落で美しく、指を鮮やかに装ってくれます。「日常の中でもどんどん使って欲しい!」と言うジュエリーブランドも少なくないようです。

ブランドによってはダイヤモンドをあしらった婚約指輪でも、貴石が邪魔にならないデザインにしています。最近ではリングの周囲にダイヤモンドを埋め込むデザインも多く、日常の中でも改まった席でも、美しい指の装いを楽しめるようになっています。

LARA Christieプラチナムコレクションのエターナルリングは、12石の天然ダイヤモンドを指輪半周にあしらったプラチナリングです。ゴージャスに思えますがその実、シンプルで洗練されたシルエットに仕上がっています。

磨き抜かれたエレガンスさも申し分なく、歳を重ねても長く使いたいという人にも最適です。特別な時間はもちろん、日常の中でも上質のプラチナリングで指を装うことができるでしょう。