高級陶磁器メーカー「ノリタケ」とはどんな会社?ノリタケで洋食器を購入するならペアマグカップがおすすめ!

ノリタケ食器とは?ノリタケの歴史を紹介

ノリタケは、日本国内で初めてディナーセットを作ったメーカーです。1914年(大正3年)当時、日本には有田焼や伊万里焼のような純和風デザインの食器しか存在しませんでした。しかも、日本の食器は1個1個の形やサイズがバラバラな物が好まれていたので、洋食器の特徴である、形やサイズが均等なものを作る技術力もなかったのです。ノリタケではディナーセットを作るために日夜実験や開発が行われ、日本人に馴染みのない洋食器を一から作ることは困難を極めました。特に難しかったのは、洋食器との肝とも言える白地を作り出すことでした。

多大な苦労が実を結び、完成したディナーセットはアメリカに輸出されて、大成功を収めました。1935年には、ノリタケはイギリス発祥のボーンチャイナの製造を開始しています。その3年後の1938年頃には完成し、その後北米へと大量に輸出されます。ノリタケのボーンチャイナは海外で高評価を得られることになり、ノリタケは「ノリタケチャイナ」という愛称で長く親しまれることになるのです。

ノリタケ食器が人気の理由

高級陶磁器メーカーのノリタケは昔から現在に至るまで、洋食器愛好家の中で愛されてきました。日本ではまだ海外ブランドの高級陶磁器のほうが一般的に知れ渡っているため、ノリタケの名前に憶えがないという方もいることでしょう。しかし、海外ではノリタケブランドのほうが優れた評価を得ています。その独自の技術・色合いによる食器の美しさや優美さは、ノリタケにしか出せないものだからです。

日本でも徐々にノリタケの名は浸透しています。日本国内でもノリタケは根強い人気を誇っており、多くのファンに愛用されています。日本の有名ホテルや高級レストランなどで出されるコーヒーカップなどが、実はノリタケだったということも多いです。知らず知らずのうちに、ノリタケのカップを使用している人もいることでしょう。質の高い空間で極上のティータイムを過ごしてもらうためには、カップの優美さに定評のあるノリタケのカップが必要不可欠だという店が多いからです。近年では、航空会社のファーストクラスで出される食器にもノリタケが使用されています。

さらに、ノリタケ食器をコレクションとして集めている方も増えてきました。ノリタケはカラフルな色使いのものも人気が高いですが、自宅用にするには少々派手な場合があります。ノリタケブランドには無地のカラトリーのシリーズもあり、これが自宅用として今人気を集めています。ワントーンだからこそシンプルすぎないように色付けなど技巧を凝らしており、よりその美しさを実感できます。ワントーンの白というシンプルさは、どのような食器や家具、部屋とも調和できるデザインです。

ノリタケ食器の表記「ファインポーセレン」とは

ノリタケでは食器の表記に「ファインポーセレン」と載せています。元々は「ボーンチャイナ(bone china)」として載せていました。ノリタケは海外では「ノリタケチャイナ」の名前で有名ですが、チャイナと聞くと、日本人の大抵の方は「メイドイン中国」と誤解してしまいます。

チャイナを大文字の「China」で書くと確かに中国を指しますが、小文字の「china」なら陶磁器のことを指しています。同じく、「Japan」と書くと「日本」で、「japan」と書くと「漆器」を示すように、大文字と小文字では全く意味が違うのです。ただ、「China」と「china」の発音が同じ「チャイナ」のため、ノリタケは日本製なのに、これまでは中国製と誤認されやすかったようです。そこで、ノリタケではボーンチャイナを「ファインポーセレン」に変更したのです。

ノリタケ×ララクリスティーのペアマグカップで毎日に食卓に彩りを

ララクリスティーでは老舗高級陶磁器メーカーのノリタケとコラボした「ペアマグカップ」を取り扱っています。年齢や性別を問わない、ユニセックスなシンプルデザインを基本としたララクリスティーの「さりげなく感じさせるぬくもり」という世界観と、100年以上陶磁器の生産を行ってきたノリタケの技術力を融合した製品です。

プレゼントや自宅用に、ノリタケ食器のペアマグカップはぴったりです。簡素になりがちな白の洋食器に、優美さを感じさせるデザインはノリタケらしいと言えるでしょう。大量生産では出せないカップ表面のレリーフの美しさは、飛び鉋といわれる陶芸の技法です。光沢のある表面は雲をイメージしており、光の加減によりその表情を変えます。

ペアマグカップ スノープラチナ ノリタケ マグカップ セット

ペアマグカップは高さ9.5cm、最大で約295ccと大きめサイズなので、飲料がたっぷりと入ります。食事の際にテーブルに置いたり、仕事の際にコーヒーブレイク用としてデスクに置いたりなど、使うシーンは選びません。カジュアルに使用することが可能です。コーヒー以外にも、紅茶やミルク、スープなど、いろんな使い方ができます。より優雅な気持ちで、いつもの時間をリラックスして過ごせます。