ハンドクリームを友達へのプレゼントにするときの選び方

日常的に手洗いや手指の消毒をこまめに行うようになった今、手荒れに悩む人は増えています。このため、友達へのプレゼントにハンドクリームを選ぶ人も増えてきています。ハンドクリームには沢山の種類があるため、どれを選ぶべきか迷うところでしょう。選ぶときのポイントを押さえ友達にピッタリのハンドクリーム選びを行いましょう。
・相手の手指の状況に合わせた選び方
沢山あるハンドクリームですが、ざっくりと分けると3タイプに分けられます。相手の手指の状態に合わせ、適したタイプのハンドクリームを選びます。
1) 保湿系ハンドクリーム
手指の乾燥が気になるときに使うハンドクリームが保湿系のものです。ヒアルロン酸やセラミドといった保湿系成分が含まれ、水分の蒸散を防ぐ油分も含まれています。相手の手指の状態を詳しくチェックできない場合には、保湿系ハンドクリームが無難です。どのような手指の状態の人でも、保湿系ハンドクリームであれば問題なく使えます。
2) 尿素系ハンドクリーム
手指が乾燥によりごわつくときには、硬くなった角質をやわらかくする成分の1つである尿素が含まれたハンドクリームがおすすめです。尿素は角質を柔らかくするだけではなく保湿力も高くなります。
尿素配合のハンドクリームは手指の皮膚が薄い方や、もともと皮膚が弱い方が使うと肌のバリア機能が低下してしまう危険もあります。相手の手指の状態がよくわかっている場合を除けば避けた方が無難です。

3) ビタミン系ハンドクリーム
手指の荒れがひどく、あかぎれやひび割れが気になるときは肌の再生を促す栄養素が含まれたハンドクリームがおすすめです。さらに抗炎症作用を持つグリチルリチン酸が含まれている薬用ハンドクリームであれば、あかぎれやひび割れの症状も緩和してくれます。花屋さんなど水に手を触れることが多い職業の友達や、手洗いを頻繁に行う医療従事者、介護職の友達などにはぴったりのハンドクリームです。
・相手のイメージに合わせた選び方
プレゼントにするためには、パッケージもこだわりたいところです。保湿系ハンドクリームは比較的ギフト向けのアイテムも多く、パッケージが工夫されたアイテムが数多くあります。尿素系やビタミン系となるとパッケージよりも成分にこだわりを持つものが多いため、シンプルなパッケージのものが多い傾向があります。ですが中には花柄のパッケージやモノクロなどおしゃれなパッケージのハンドクリームもあります。ぜひ相手のイメージに合わせてパッケージ選びを行いましょう。
女性であれば花柄や愛らしいキャラクターが描かれたパケ―ジであれば化粧ポーチなどに入れて持ち歩きやすくなります。男性であればモノトーンなどシンプルなパッケージの方が使いやすいでしょう。子どもがいる友達なら、子どもと一緒に使えるようかわいらしいパッケージ選びもよいですね。
・香りの好みや効果を考慮して選ぼう
ハンドクリームには香料が含まれるものも多くあります。香りは好みが分かれるため、相手の好みも考慮して選ぶようにします。また相手の状況に合わせて選ぶこともおすすめです。
ローズやジャスミンといったフローラル系の香りは、心を落ち着かせる香りです。特に女友達へ贈るハンドクリームにはおすすめの香りといえます。ローズは心を癒し、ジャスミンは気持ちを落ち着かせてくれます。またどちらも女性特有の症状を和らげてくれる香りともいわれています。

爽やかな柑橘系の香りは、気分をリフレッシュさせてくれる香りとして知られています。同じ柑橘系でもベルガモットはストレスを発散させる効果があり、レモンは意識を高揚させる香りといわれています。普段香り付きのハンドクリームを使いにくい職業の方には、ベルガモットの香りのハンドクリームをプレゼントして、夜寝る前に使ってもらうとよいでしょう。
受験を控えた友達には、シダーウッドやローズマリーといったウッド系やハーブ系の香りのハンドクリームがおすすめです。シダーウッドは集中力を高める効果があり、ローズマリーには頭をすっきりさせる効果があります。勉強に集中できやる気がアップすることで、受験も乗り越えられるかもしれません。
日ごろから肩こりを気にしている方にはレモングラスの香りが含まれたハンドクリームがおすすめです。レモンに似た香りですが、レモンが気持ちをリフレッシュさせる効果があるのに対し、レモングラスは鎮痛作用を持ち不安な心も和らげる効果が期待できる香りとされます。
・普段よりちょっと良いものを選ぶのもポイント

ドラックストアに行けば比較的安価に手に入れられるハンドクリームですが、プレゼントで贈るなら普段使いよりもちょっと良いものを選ぶとよいでしょう。例えばララクリスティの「ヴィーナスローザ」はダマスクロースのエレガントなパッケージで特別感があります。このようなアイテムなら日用品ではなく特別な思いを込めたプレゼントであることを感じ取ってもらえます。