大人の女性に人気のダイヤモンド付きのピアス

ピアスの歴史
ピアスの歴史はかなり古いです。古代エジプトやギリシャやローマの時代にまでさかのぼります。その当時の文化では病気の理由は解明されておらず、病にかかるのは悪魔のせいだと恐れられていました。その悪魔は人間の口や鼻、耳といった穴から内部に侵入して、人間に害をもたらしていると考えられていたのです。
そこで悪魔が近寄らないように、悪魔が苦手と信じられてきた光を反射する貴金属を着ける文化ができました。これがピアスのルーツです。当時は宝石やガラス製のものが流行していました。
その後中世になると、ピアスを着ける文化は段々と衰退していきます。ベールを被る習慣が出てきたためです。ベールといえば結婚式に花嫁がまとうものが私たちにとっては一般的です。このベールには中世から魔除けの意味が持たれていました。バージンロードを歩く際に幸せを妬んだ魔物が寄ってくるといわれているため、花嫁はベールをまとう必要があるのです。
16世紀のバロック時代になると、一時は男性を中心にピアスが普及しますが、それも17世紀のイヤリングの発明で、廃れていきます。耳に穴を空ける必要がないため、女性の支持は圧倒的にイヤリングに流れていきました(当時は衛生面が悪かった)。その後、1960年頃にピアスが流行るまでイヤリングが耳飾りの王道でした。
日本でのピアスの歴史
日本で最初にピアスを身に着けたのは縄文時代です。石を磨いたものの先端を削り、そのまま耳に通していたようです。これらは多くの出土品が日本各地で発掘されたことで判明しました。
弥生時代になると、ピアスの出土品が無いことから装着する文化がなかったと思われます。しかし5世紀頃になると垂れ飾り付きのピアスを身に着けていたようです。このように地域や時代によりピアスを着ける文化に違いがあります。
本格的に日本で普及するのが戦後になってからです。最初は外国人向けにピアスの販売を行ってきましたが、それが徐々に日本人の目にも留まり、1990年頃になると一気に人気に火が付きます。
耳に直接装着できるので無くす心配もなく、動いても落ちないといったことが若い世代を中心に受けたのでしょう。今では年齢に関係なくポピュラーなアイテムとして扱われています。
ダイヤモンドピアスにはどんな種類がある?
レディースの耳飾りアイテムとしてもはや一般的な耳飾りであるピアスですが、あまりにも数が多すぎてどれを選べば良いか迷いますよね。石付きのものと無いもの。形もユニークなタイプから日常生活で付けやすそうなシンプルなタイプまで様々です。
その中でも大人の女性としてよく選ばれるのはダイヤモンド付きのピアスです。一粒付きでも十分な輝きを放ち、一気に上品に見られますから、1個は持っておきたいマストアイテムです。そんなダイヤモンドピアスですが、どのようなタイプがあるのでしょうか。
・大きさで選ぶ
宝石の表記でよく表される「カラット」ですが、実は宝石の大きさではなく重さを示しています。0.2gが1カラットで、重さが増えていくごとにサイズが大きくなるので、カラットは大きさだと勘違いしている方が多いのです。
一般的に購入されるダイヤモンドピアスのカラット数は0.1~1カラットです。普段使いなどに装着される場合は片耳0.1~0.4カラットで抑えておくのがおすすめです。もちろんダイヤのグレードにより小さいサイズでも存在感を放つものもあります。また少し凝ったデザインのものだとより強い印象を相手に与えます。

パーティーや特別な日などの華やかに見せたいときには0.4カラットからのダイヤを身に着けるのがおすすめです。存在感が高まり、より上品な印象になります。
・形で選ぶ
ダイヤのカラット数を決めたならピアスの種類にもこだわりたいところです。
ダイアモンドピアスには主にスタッドタイプ、フックタイプ、フープタイプ・チェーンタイプの種類があります。
スタッドタイプのピアスはポストがまっすぐで装着しやすいのが特徴です。デザインもシンプルなものが多く、日常使いしやすいのがポイントです。その分ダイヤの大きさや純度が良いものを選ばないと、あまり目立たないでしょう。一粒ダイヤモンドのピアスによく見られるタイプです。

一方、フックタイプのピアスはゆらゆら揺れるフープの曲線がエレガントです。フープの長さやダイヤモンドの大きさにより印象がかなり変化するのがポイントです。フープが長いものの方が大人っぽく見られ、短いものの方が可愛らしい印象を与えられます。耳元に目線を集めるため顔をシャープに見せられます。
フープタイプはリングの形状がより存在感を高めてくれます。デザインに個性が出せるのもこのタイプです。
チェーンタイプはアメリカンピアスともいい、ゆらゆら揺れるチェーンが男性の目を釘付けにします。大人可愛い印象になります。

おすすめのダイヤモンドピアスは?
LARA Christieの「ダイヤモンドピアス、0.1カラット、揺れる、シャイニー」です。こちらはK18イエローゴールドとPT900の2種類があり、お好きな方を選べます。

小さくても、揺れるダイヤはキラキラとした輝きが特徴で、日常生活で使用できる大きさです。その上品な輝きは光の中ではなお輝きを放ちます。