鳥取~島根 縁結びのパワースポット出雲大社を巡る 冬の山陰旅

鳥取~島根 縁結びのパワースポット出雲大社を巡る 冬の山陰旅

旅の始まりは鳥取砂丘から!

今回の旅は生憎の雨模様。途中雪もちらつき寒い冬の山陰の旅が楽しめた。

馬の背

十万年の歳月の中で少しずつ積み上げてできた偶然の造形美「鳥取砂丘」。南北2.4km、東西16kmに広がる

日本最大級の砂丘で、高低差はなんと最大90mもあります。

遠くから見るとそれほど距離がないが、歩いてみると砂に足がとられ中々前に進まない。

ビジターセンターでは長靴、スリッパのレンタルもあるので、靴が汚れたくない方や

砂では歩きにくい靴で来てしまった方でも安心して砂丘をお楽しみいただけます。

境港でカニ三昧

今回の旅の目的の一つでもあるカニ!冬の山陰と言えば『カニ』は外せない。

朝7時から営業されている「かいがん」さんにおじゃま致しました。

冷凍のかには一切使用していないそうです。

こちらはカニセット!紅ズワイガニが1枚のってます。

ごはんも普通のごはんと酢飯と選ぶことができました。

水木しげるロード

JR境港駅から続く約800mの通りに177体の妖怪ブロンズ像が立ち並びます。

水木しげる像

ねずみ男

ねこ娘

妖怪神社

水木しげる記念館 妖菓目玉おやじ

妖怪食品研究所の妖菓目玉おやじ。

刻んだ栗とこし餡を「ねりきり」で包んだ、ベテラン職人手作りの高級和菓子です。

食べ歩き用は写真のように棒がささっている。

目に当てて写真を撮ったりと、一度に2度おいしい妖菓子。

ずっしりと重みがあり、おいしかった!

16年連続日本一の庭園

アメリカの日本庭園専門誌『The Journal of Japanese Gardening(ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)』が、

全国の日本庭園900か所以上を対象に実施した「2018年日本庭園ランキング」が発表され、

足立美術館の日本庭園が「16年連続日本一」に選ばれている。

庭園もまた一幅の絵画。ようこそ、風雅なる名園の世界へ日々刻々と変化する庭園の眺めは、

一期一会の美しさに満ち溢れています。

創設者足立全康は「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと、91歳で亡くなるまで、庭造りに心血を注ぎました。

枯山水庭をはじめ、5万坪に及ぶ6つの庭園は、四季折々にさまざまな表情を醸出し、

借景の自然の山々との調和はまさに生きた日本画ともいえるでしょう。

島根松江の国宝『松江城』

松江のシンボル松江城は全国で現存する12天守のうち、国宝の一つで唯一の正統天守閣ともいわれております。

出雲・隠岐2カ国を所領した堀尾吉晴・忠氏によって、1607年より築城を開始した松江城。

宍道湖を見下ろす見晴らしのよい丘に築かれ、2015年7月に「国宝」に指定されたばかりの城として話題のスポット。

一畑電気鉄道デハニ50形電車 保存車

出雲大社前駅の西洋建築の駅舎には、ステンドグラス風の窓がはめこまれている。

1996年(平成8年)に国の登録有形文化財建造物として登録されている。

映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』でも使用された一畑電気鉄道デハニ50形電車

中に入ることもできます。

映画「RAILWAYS」撮影のため改装されたデハニ52車内。天井に段差(二重屋根の明かり取り窓部を模したもの)のある、

古い構造となっていることに注意。

出雲そば(割子そば)

日本三大そばの一つ出雲そば。

割子蕎麦とは島根県出雲地方の郷土料理で、風味の強い挽きぐるみのそば粉を用いた色の濃いそばを、

割子(わりご)という三段重ねの朱塗りの丸い器に盛って供するもの。

今回はかねやさんにお邪魔しました。

シンプルに割子そばを選びました。三色割子3段も人気で各段で薬味が異なります。

ちょっと甘い出汁につけていただきます。とってもおいしかったです!

出雲大社の参道入口「勢溜(せいだまり)」の鳥居

出雲の国は「神々の国・神話の国」と世に遍(あまね)く知られている。その中心が出雲国風土記に「所造天下大神」(あめのしたつくらししおおかみ)と称され、縁結びの大神、笑顔のダイコクサマと慕われる「大国主大神」(おおくにぬしのおおかみ)をお祭りする「出雲大社」である。古代より御祭神は「国中第一の霊神(れいじん)」と、御本殿は「天下無双の大廈(たいか)」と称えられた。平成12年に境内から巨木3本の束ね柱が顕現し、古代の48mの壮大な神殿の様を明らかにした。

大国主大神は、国作り・人作りにオハタラキ下さって人々を和楽(わらく)・幸栄(さちは)えの暮らしに結ばれ、また「イナバの白うさぎ」の神語(かみがた)りに知られる大きな袋を背負わされるお姿に象徴されるように、人々の悩み・煩いを袋に背負われて生きとし生けるものの幸せの縁を結ばれる慈愛の御心をお寄せ下さっている。そして国作りの後、「和譲」(わじょう)の御神徳で「国土奉還-国譲り」の奇(く)しき大業(みわざ)を成し顕されて、目には見えない世界を治められる幽冥主宰大神(かくりよのつかさのおおかみ)・神事(かみごと)主宰大神として「生死一如」にお守り下さっている。御神縁に結び戴く幸栄えの祈願のお祭りは日々に拝殿・神楽殿でお仕えし、また布教機関として出雲大社教がありお道ひろめ(布教)に全国に分祠・分院・教会・講社を結んでいる。

拝殿

お社へ続く参道は、樹齢400年を越える松並木になっています。

現在真ん中の道は松の根の保護の為通れなくなっています。

参拝者は両端を歩くようにしましょう。

参道が終わり、銅の鳥居をくぐると正面に見えるのが拝殿です。神様へのお願いはこの拝殿で行います。

通常の神社の参拝は2礼2拍1礼ですが、出雲大社は2礼4拍1礼となっております。

出雲大社では手を4回叩くのが正しい作法です。

これには神様に対し限りない拍手をもってお讃えするという意味が込められています。

出雲大社とウサギたち『いなばのしろうさぎ』

御本殿は2013年の「平成の大遷宮」で60年ぶりに修造が施され、美しく蘇ったばかり。

瑞垣(周囲に設けられた垣根のこと)に囲まれており、正面からは見えにくいですが、

御本殿の後ろ側に回り込むと、その荘厳なお姿を間近で見ることができます。

いなばのしろうさぎが見守っています。

いかがでしたでしょうか?

冬の山陰の旅。縁結びのパワースポットの出雲大社に是非みなさんも訪れてみてはいかがでしょうか。

Ritsuko Stegmayer(リツコ ステッグマイヤー)

ララクリスティーのブランドディレクター兼トラベルプランナーとして活動。
主にLARA Christieのブランドギアを日本国内をはじめ世界各地のLARA Christie(ララ クリスティー)のある風景を撮影している。