指輪をして運気UP!?意外と知らないつける指と意味
＃指輪の歴史
ペアリングというと、婚約指輪や結婚指輪といったイメージがあります。その歴史は古く、さかのぼると古代エジプト時代から永遠の象徴として夫婦の絆を固めるために活用されていました。国外では紀元前から結婚指輪として文化に根付いていたペアリングですが、日本でその文化が定着したのは昭和中期でまだ日が浅いのです。
海外でも日本でも、結婚指輪はずっと左手の薬指に付けられていました。それは左手の薬指に流れる静脈が、心臓に直結していることが由来と言われています。そう考えると、結婚指輪の交換はとても神聖で精錬された意味合いを含んでいます。
指輪はそれ以外にも、魔除けや護符としての役割を担ったり、地位や身分を証明する役割を担ったりして、様々な場面でつけられてきました。指につける小さなアクセサリーに、色んな思いが託されてきたのです。指輪は想いを伝えるプレゼントに最適であると言えるでしょう。
#つける指と意味
風水では、左手につける場合、精神性をつかさどり外部からのストレスから保護してくれる役割があります。逆に右手では力や権威を主張し、内に秘めたパワーを引き出してくる役割があります。さらに、それぞれの指で、指輪をつける意味は変わってきます。
##親指（サムリング）
指導者の指といわれるこの指は、リーダシップや挑戦する意思を引き出してくれます。古代では弓を弾く指として親指を守るためにつけられていました。『戦う』『挑む』といったような勇ましい印象を含むため、カップルでお互いに乗り越えたい壁や挑戦したことがあるときにつけるとパワーを発揮します。とはいえ、つけていると違和感が強い指でもあるので、お互いにつける日を合わせて必要なときにつける方がいいかもしれません。
##人差し指（インデックスリング）
人差し指は導く指といった意味があります。行く先を指し示す指として、自分自身の意思を固めたり、集中力を強めてくれたりします。まだ結婚が決まっていない場合でも、意思を固めてカップルの行く末を導いてくる場合があります。仕事などで大事な局面にある場合も、自身の精神性を高めてくれる人差し指に指輪をつけることで、スムーズに事がすすむでしょう。
##中指（ミドルフィンガー）
直感やひらめきをつかさどる中指では、運を味方につけたい場合につけるとその力を発揮してくれます。行き詰まってどう転んでも上手くいかないと感じるときなどに、思い切って中指につけることで意外なアイディアに巡り会うことができる場合があります。しかし、この指に指輪をつけることで恋人募集中という意味合いも含んでくるのだそうです。すでに恋人のいる人はつけるのを避けた方がいいでしょう。
##薬指（アニバーサリーリング）
まさに指輪のための指なのが薬指です。前述したとおり、心臓へ向かう静脈が左指にあることから心臓と直結しているといった意味合いがあります。薬指は名無し指と言われ、呪いをかける際に名前がなければかかることがない、といった意味から来ています。つまり、スピリチュアルなパワーを一番受けやすいと昔から考えられていた指です。愛の願い事、といった風なロマンチックな意味合いも含むため、カップルの絆を結ぶのに一番適している指と言えるでしょう。
##小指(ピンキーリング)
願いを叶えるといった意味をもつこの指は、ピンキーリングとして世間でも周知されています。指輪をつけるとさり気なく可愛さやおしゃれ感を演出できるので人気です。自己アピールや変わらぬ思いといった意味もあります。自分の魅力を引き出しつつ、相手の心をがっちり掴める指といえるでしょう。どちらかというと、意中の相手を落とすイメージでですが、恋人でペアのピンキーリングをしても可愛らしいです。指切りの指ですから「秘密」といった意味もある指です。お互いの普段伝えきれない秘めた思いを小指の指輪に託すのも素敵です。
#プレゼントはペアリングがオススメ
昨今、指輪はファッションの一部として気軽に取り入れられます。指輪をプレゼントするとなると一見身構えてしまいますが、大切な人への今の気持ちとして贈って思いを伝えることで、カップルの絆は更に深まるでしょう。
ペアリングとして持つなら、装飾はシンプルなものがオススメです。ブランドものにこだわらなくても安価でセンスの良いものもたくさんあります。学生であればお小遣いやバイト代の範囲内のものを買えば、相手にとってお返しの負担にもなりません。ここぞと言うときにはそれなりのものを買った方がいいですが、そんな時こそ、やけに華美なものや、装飾が多いものではなく、普段のファッションに合わせやすいシンプルなものを選ぶとお互いに身にまといやすいかと思います。シンプルなデザインなら、年を経ても長くつけることができます。渡すときには、指輪に込められたメッセージをさりげなく伝えればムードも高まることでしょう。
