初夏の『上高地』を歩くハイキングデート
誰もが憧れる『上高地』初夏のハイキングデート!
今回ご紹介するのは『上高地』長野県西部の飛騨山脈南部の梓川上流の景勝地である。
中部山岳国立公園の一部ともなっており、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されている。
標高約1,500mとなっています。
沢渡駐車場
上高地は通年マイカー規制がされています。
自家用車(自動二輪を含む)は、釜トンネルより通行禁止のため、 松本市方面からは沢渡(さわんど)駐車場、高山市方面からはあかんだな駐車場からシャトルバスまたはタクシーなどをご利用ください。
各駐車場(マイカー1日600円)より乗り換えなしのシャトルバスにご乗車いただけます。
今回は沢渡駐車場に停めました。午前中の早い時間でバスターミナルに近い駐車場は一杯でした。
駐車場からはバスターミナルに続くトンネルを使って移動します。
バスに乗車すること30分ほどで上高地バスターミナルに到着します。
今回は大正池で下車しそこからハイキングするコースです。
大正池
釜トンネルを越え新緑を抜けていくと木々の合間から穂高連峰の一角が顔を覗かせます。
その先には大正池が出てきます。
大正池は焼岳が大正4年(1915)に噴火。噴出した熔岩や泥流によって梓川が堰き止められて出現したのが大正池です。当時は広大な面積だったことから「梓湖」と言われていたようですが、いつしか「大正池」と呼ばれるようになりました。
左に焼岳、右に穂高連峰が大正池に映しだされ神秘的な景色を望めます。
左から、西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳。
ローラシアペアリング
約2億年前の古生代に大陸が移動を始めた頃に形成された「ユーラシア大陸」の原型となったとされる、古代の超大陸「ローラシア大陸」をイメージした、LARA Christie(ララクリスティー) ローラシアペアリング。
超大陸の様に重量感あるサークルの側面にLARA Clristieのロゴを入れ、ハイデザインに仕上がったリング。 オフィスでもプライベートでもいつでもつけていられる飽きのこないデザインなので、1本は抑えておきたいアイテム!
いつでも身に付けていたいペアリングはシンプルでオシャレなリングが1番!
そんな、オシャレカップルに断然オススメです。
ブランド純正ショッパー・BOXが無料で付属するので、プレゼント・ギフトにとってもオススメです。
歩きやすい木道を進んでいくと美しい小川が流れ天然のビオトープが見れます。
立ち枯れ木と焼岳
田代湿原
ここからの穂高連峰も迫力があり絵になります。
田代池
田代湿原を右に曲がると田代池が現れます。
八右衛門沢などからの土砂によって流れがせき止められてできた浅い池です。
池のなかには幾つかの島があり、まるで水田地帯のように穏やかな風景となっています。
綺麗な清流には浅瀬ですが、魚も泳いでいました。
田代橋
大正池と河童橋のちょうど中間点にある田代橋。
橋からの絶景
穂高連峰もちょっと近づいてきました。ブルーに透きとおる梓川がとってもきれいです。
奥には宿泊施設もあります。
日本近代登山の父、W・ウェストン
霞沢岳と六百山を望む梓川のほとりに、英国人宣教師ウォルター・ウェストン(1861-1940)のレリーフ(浮彫胸像)があります。氏は登山家として日本各地の名峰を制覇し、明治24年(1891)上高地にも訪れて山案内人・上條嘉門次とともに北アルプスに挑みました。
河童橋
上高地と言えばこの風景を思い浮かべる方も多いかと思います。
どこから撮っても全部絵になる!一日中見ていられますね。
河童橋から明神池を目指します。
岳沢湿原
木道が続く梓川右岸遊歩道を明神方面に15分ほど歩いていくと、岳沢湿原があります。岳沢より流れ来る筋と善六沢が合流するあたりに広がる小さな湿原です。
ここからはひたすら森の中を進んでいきます。
穂髙神社奥宮
森を歩いていくと穂髙神社奥宮の鳥居が現れます。その先が明神池になります。
明神池
穂髙神社奥宮の境内にある明神池は、一之池と二之池の大小2つからなる池で、遊歩道脇には三之池もあります。
梓川の古い流路の低地に明神岳からの湧水がたまってできた池で、常に伏流水が湧き出ているため、冬でも全面凍結しません。透明感あふれる水面には澄み渡った空が映り、静寂が広がります。カラマツの森に囲まれた池の頭上にそびえる明神岳最南峰、イチョウバイカモの水中を優雅に泳ぐイワナやマガモ、二之池に配された岩石群は自然による造形美そのものです。
中に入るのは有料になっています。拝観料/大人300円・小学生100円
嘉門次小屋
嘉門次小屋は、明治13年(1880)嘉門次が32歳の時に明神池のほとりに小屋を建てたのが始まり。
自然のなかに溶け込み、風情のある趣で明神池・穂高神社奥宮の参道わきに佇んでいる。
現在はお食事処として多くの人でにぎわっています。
小屋の目の前のいけすのような池にイワナが放流され、そこからとれたてピチピチの新鮮なイワナを囲炉裏で焼いています。
今回はとても暑かったのでさっぱりとざるそばをチョイスしました。
やっぱり長野と言えば「そば」ですね。つるつるとのどこしのよいお蕎麦でした。
ゆっくり休憩したらここから河童橋まで戻ります。
明神橋
明神橋を渡り今度は梓川の左岸を歩いていきます。
橋を抜けて歩いているとニリンソウの群生地にでます。
小さい白いニリンソウがあたり一面に咲き誇っています。緑色のニリンソウを見ると幸せになるとか?
徳沢と明神池の分岐にある参道の入り口。
シロバナエンレイソウ
サンカヨウ
ハシリドコロ
たくさんの種類の花が咲き誇る上高地。機会があれば季節ごとに訪れて、その時期その時期の花々を楽しんでみてはいかがでしょうか。
河童橋に戻ってきました。この日は晴天に恵まれ終始雲一つない青空に恵まれました。暑いくらいで半袖で歩いていたら思いがけなく日焼けをしてしまいました。
高山なので紫外線が強いので日焼けされたくない方は薄手の羽織ものを持っていくといいかもしれません。
いかがでしたか?一生に一度は行ってみたい場所にもランクする上高地。
どこを撮っても絵になる壮大なパノラマを楽しみに是非、上高地にお出かけください。
Ritsuko Stegmayer(リツコ ステッグマイヤー)
ララクリスティーのブランドディレクター兼トラベルプランナーとして活動。
主にLARA Christieのブランドギアを日本国内をはじめ世界各地のLARA Christie(ララ クリスティー)のある風景を撮影している。